フィリピンはタコス天国?マニラとセブの名店探訪

フィリピンの海
セブ海ではしゃぐオトウト、フィリピンの海は本当にきれいです。

2025年4月1日から7日まで、親友が住むフィリピンを訪れて、マニラとセブ島を巡ってきました。観光だけでなく、せっかくなら現地のタコス事情を知りたいと思い、事前に調べた有名店を中心に、マニラとセブ島でそれぞれ2店舗ずつ、計4店舗を回ってきました。

目次

マニラ編

1. El Chupacabra(エル・チュパカブラ)

El Chupacabra
El Chupacabraのタコス
El Chupacabraのタコス

2013年から営業する、地元に密着したストリートスタイルの本格タコスバー。宿泊していたホテルから徒歩5分の距離にあり、気に入って2回も通ってしまいました。

カルニータス、ナチョス、メキシカンサラダなど、どれを食べても絶品。特にカルニータスは、煮込みの深みに鉄板で再加熱した香ばしさが加わっていて最高でした。さらに印象的だったのは、店内に飾られたメキシコの国民的画家であり、フェミニズムの象徴でもあるフリーダ・カーロの絵。

フリーダカーロの絵
フリーダ・カーロの絵が飾ってありメキシコ愛を感じる店内!

単なる料理屋ではなく、メキシコの魂を感じる空間づくりがされており、細かなディテール(ライムの切り方やソースの出し方など)にも現地愛とこだわりが感じられました。

2. Onlypans Taqueria(オンリーパンズ・タケリア)

Onlypans Taqueria
Onlypans Taqueriaのタコス

SNSを中心に話題となり、若者が列を作るほどの人気店。マニラで「最もホットなタコス屋」と言われています。

白と赤を基調としたおしゃれでコンパクトな店舗は、まさに“映える”デザイン。夕方4時という中途半端な時間でも、若者や外国人旅行者でにぎわっていました。

この日はカルニータスとケサビリアを注文。香ばしく、フルーツの香りも感じられる、今風でバランスの取れたタコス。ただ印象的だったのは、トルティーヤが小麦製だったこと。実はフィリピンで訪れたすべての店がコーンではなく小麦を使用していて、具材へのこだわりが際立っていました。トルティーヤの生地にこだわる自分にとっては、とても新鮮な発見でした。

セブ島編

1. Dogueros Mexican Cantina(ドゲロス・メキシカン・カンティーナ)

Dogueros Mexican Cantina

パンデミック中にオンライン販売からスタートし、Instagramを通じて人気を集めた新進気鋭のタコス屋。現在はフードパークの一角に仮設店舗を構え、道の上に地続きでテーブルやプラスチック椅子が並ぶ、かなりストリート感の強い店構えです。

Dogueros Mexican Cantinaのタコス

夜9時半に到着しましたが、現地の若者や子連れの家族でにぎわっており、まさに“東南アジアらしい”光景。ビリヤタコスを注文しましたが、B級感とクオリティがしっかり両立しており、味のフレッシュさや楽しい雰囲気も相まって、とても満足度の高い体験でした。

2. La Lucha Taqueria(ラ・ルチャ・タケリア)

La Lucha Taqueria
La Lucha Taqueriaのタコス
La Lucha Taqueriaのタコス

セブ島で昔から親しまれている老舗タコス屋。アメリカ人や現地のメキシコ料理ファンからも支持されており、クラシックなスタイルのタコスが楽しめるお店です。

特徴は何と言ってもそのボリューム感。アメリカンスタイルで、タコス1つでもうお腹いっぱいになるようなサイズ。ただ、最近のトレンド感あるタコスと比べるとやや古典的な印象で、味も素朴で安定感がある一方、個人的にはDoguerosのような新しいスタイルの方が好みに合っていると感じました。

まとめ

今回の旅を通じて感じたのは、「フィリピンのタコス、意外とレベルが高い!」という驚きでした。

特にマニラのEl Chupacabraとセブ島のDoguerosは、トレンドを取り入れつつ味の個性も際立っており、どちらも素晴らしいお店でした。多くの店がInstagramやSNSを上手に活用しており、“映える”外観や盛りつけと、コスパの良さを両立させていて、若者が多いフィリピンではそういったスタイルがうまく広がっているように感じました。

自分たちスーパートモノファミリーにも参考になりそうな要素がたくさんあり、非常に学びの多い旅になりました。

フィリピン旅行を計画している方は、ぜひタコスにも目を向けてみてください。観光やローカル料理と並んで、タコスも立派な“現地体験”になること間違いなしです!

フィリピンの海

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この記事を書いた人

タコス好き姉弟の弟。
親友の元婚約者がメキシコ人だったり、大学の恩師がメキシコで研究を行っていたりと日常でタコス触れる環境があったことで、タコス好きに。

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