こんにちは、オトウトです。
今日は、アメリカで広く親しまれている食文化、「Taco Tuesday(タコ・チューズデー)」をご紹介します。
「Taco Tuesday」ってなに?
タコ・チューズデーとは、ずばり火曜日にタコスを食べる日のこと。
「Taco(タコ)」と「Tuesday(火曜日)」の頭文字が両方“T”で語呂がいいため、アメリカではこのフレーズがすっかり定着しています。多くのレストランでは、火曜日限定でタコスが安くなったり、特別メニューが出たりします。
「今日はTaco Tuesdayだからタコスを食べに行こう!」というのは、アメリカ人にとってわりと身近な日常のひとコマなんです。
どうして火曜日なの?
実は、火曜日はレストランにとって比較的お客さんが少ない曜日なんだそう。
そこで、「どうしたら火曜にもっと人が来てくれるだろう?」と考えたお店が、タコスの割引を始めたのがきっかけと言われています。
日本で言うと、
- 文明堂が「3時のおやつ」を広めたことや
- 平賀源内が「土用の丑の日にうなぎを食べよう」と提案したこと
そんな食と曜日(または時間)をくっつけたちょっとした楽しみの習慣に似ていますね。
きっちりとした決まりごとがあるわけではなく、「今日はそれを食べると楽しいね」という感覚で親しまれているんです。
家でも、SNSでも盛り上がる!
最近では、レストランだけでなく、おうちでTaco Tuesdayを楽しむ人も増えています。
家族や友人とタコスパーティーをしたり、自分で具材を用意して楽しむスタイルも人気。
SNSでは、毎週火曜日になると#TacoTuesdayのハッシュタグでたくさんの投稿が見られます。
NBAスターのレブロン・ジェームズが、毎週火曜日に家族でタコスを食べる動画をSNSにアップしていたこともあり、より話題に火がつきました。
まとめ:火曜日がちょっと楽しみになる、アガるフレーズ
アメリカでは、「Taco Tuesday」は火曜日のちょっとした楽しみとしてすっかり定着しています。
- 語呂が良くて
- 気軽にできて
- みんなで楽しめる
それが“Taco Tuesday”の魅力。
私たちが午後3時になると「おやつの時間かな〜」と思うように、
アメリカ人は「火曜日だし、タコスでも食べようかな」と思っているのかもしれません。次の火曜日、あなたもタコスを作ってみませんか?
「今日はTaco Tuesdayだから!」と口にするだけで、ちょっとだけ平日が楽しみになるかもしれませんよ。