さて、先日「サルサ・メヒカーナ」をご紹介しましたが、タコスを作るうえで、もうひとつ欠かせないソースがあります。それが「ワカモレ」です。

サルサと同じように、さまざまな料理に使える便利なレシピです。
初めて作ったときは、「こんなに簡単なのに、こんなにおいしいの!?」と感動したのを覚えています。
サッと作ってトルティーヤチップスと一緒に出すと、「料理できる人なんだ」と思ってもらえるので(笑)、レシピを知った20代の頃友人が自宅に来た際はよくふるまっていました。作り置きしておけば、いろいろな料理にかけたり、サンドイッチやハンバーガーの具材にしたりと、汎用性も抜群。
とても便利なソースなので、ぜひ覚えておいてほしいレシピです。
そもそもワカモレとは?
正式名称はグアカモレ(Guacamole)と言い、古代から食べられてきたメキシコの伝統料理です。先住民の言葉ナワトル語でアボカドのソースという意味です。
パクチーやにんにく、刻んだトマトなどを加えることもできますが、今回は基本となるシンプルなレシピをご紹介します。シンプルな材料で手軽に作れるのに、料理全体を本格的なメキシカンの印象に仕上げてくれる、頼れる一品。味の決め手は、なにより熟れた良いアボカドを使うこと!
基本のワカモレのレシピ
材料(約2人分)
- アボカド…1個
- 玉ねぎ…1/4個
- 塩…小さじ1/4
- レモン汁…レモン1/3個分(または小さじ1程度)
作り方
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- アボカドは縦に切れ目を入れて半分に割り、種を取り除いて皮をむく。
- フォークの背でなめらかになるまで潰す。
- 玉ねぎと混ぜ合わせ、味を見ながらレモン汁と塩で調整する。
まとめ
ワカモレは、シンプルな材料で簡単に美味しく作れる、メキシコの定番ソース。
サッと作ってチップスと合わせるだけでも立派なおつまみに、グリルした肉や魚、サンドイッチやハンバーガーにも相性抜群です。
さっと作れば「この人料理が出来るかも!」と思われること間違いなしの、頼れる一品です。
気軽に試せて、覚えておいて損のない基本レシピとして、ぜひ日常に取り入れてみてください。